基本技(カッコ内は俗称)-
- ソニックブーム(ソニック)
- レバーを後ろに溜めて前と同時にパンチ。強弱は飛ぶ速さ(強が速い)とガードされたときの相手の硬直時間(強が長い)。
- サマーソルトキック(サマー)
- レバーを下に溜めて上と同時にキック。強弱は跳ぶ高さ。
- ダブルサマーソルトキック(ダブルサマー)
- 後下に溜め、前下、後下、前上と入れてキック。エックスのみ。
- ジュードースルー(中パンチ投げ)
- 敵に密着してレバーを横に入れて中パンチ。間合いを開く時に便利。
- ドラゴンスープレックス(大パンチ投げ)
- 敵に密着してレバーを横に入れて大パンチ。間合いが開かない。
- フライングメイヤー(メイヤー)
- 空中で敵の下側に近づいて中か大パンチ。レバーは上と直立以外。
- フライングバスタードロップ(バスター)
- 空中で敵の上側に近づいて中か大キック。レバーは上と直立以外。
- 初代ではメイヤーとバスターの間合いは同じ(上下とも可能)。
- ニーパット(膝)
- レバーを横に入れて中キック。初代のみの完全無意味技。
- ニーバズーカ(膝、ラビットニー、ラビニー)
- レバーを横に入れて中キック。エックスではレバーを横に入れて小キック。
- リバーススピンキック(延髄斬り)
- レバーを横に入れて大キック。足払いをくらわないのが利点。
- トルネイディアッパー
- 遠立ち中P。エックスでは対空用秘密兵器。
- ボディアッパー・スピニングバックナックル(立ちアッパー)(裏拳)
- 立ち大パンチ。近距離で立ちアッパー、遠距離で裏拳。
- スーパー以降ではレバーを前に入れて大パンチで近距離でも裏拳が出せる。
- エックスでは遠い大パンチでバーンストレート(正拳)、レバー前大パンチで裏拳がでる。
- リフトアッパー(しゃがみアッパー)
- しゃがみ大パンチ。スーパーまではあまり使わないが、エックスでは基本対空。
- スラストキック・ソバット
- 立ち中キック。近距離でスラスト、遠距離でソバット。
- エックスではレバーを入れると近距離でも移動ソバットが出せる。
- トラースキック・ラウンドハウスキック
- それぞれ近距離・遠距離立ち大キック。スーパーまで。対空兵器として重宝する。
- メイジャーキック・ヘビースタブキック
- それぞれ近距離・遠距離立ち大キック。エックスのみ。
- ガイルキック
- 斜めジャンプ中キック。なぜこの名前なのかは不明。
キャンセル
(初代、ダッシュ、ターボ、スーパー、エックス、スーパーキャンセル、原色の順)
△はS2のみキャンセル可、▲はスーパーコンボのみキャンセル可。
2段ヒットする技は上下段に分けて記載した。
| 小P | 中P | 大P | 小K | 中K | 大K |
立ち・近距離 | ○○○○○ | ○○○○○ | ○○○○○ | ○××△○ | ××××× | ××××× |
立ち・遠距離 | ○○○○○ | ○○○○○ −−−−× | ××××× | ○××△○ | ××××× | ××××× |
しゃがみ | ○○○○○ | ○○○○○ | ××××▲ ××××× | ××××× | ××××× | ××××× ××××× |
変更点
ダッシュ
- ソニック・サマーとも、レバーと同時にボタンを押しても必殺技が出せるようになった。
- サマーソルトの威力が小さくなって、着地後のスキが大きくなった。
小・中は一段だが、当たると敵が転ぶ。大は二段になる。
- 立ち小パンチのストレートがなくなり、相手がいくら離れてもジャブになった。
- ラビニーが前に進むようになり、ソニックを溜めたまま前進できる。
- 空中投げの間合いが変化して、上下により使い分けねばならない。
- 中足払いの攻撃判定・食らい判定が弱くなったようだが、強力であることは変わりなし。
- 食らい判定が微妙に変わり、おかしな下ガード(ダルシム遠大Pなど)が減った。
ターボ
- ソニックを撃ったあとの硬直時間が長くなった。ソニック裏拳がやりにくい。
- サマーの着地硬直時間が長くなった。実は歴代ガイルの中で一番長い。
- ソニックとサマーの溜め時間が長くなった。画面端連続技マニアには悲報。
スーパー
- ソニックの硬直がダッシュ並みに戻った。硬直は手を交差させた形になった。
- サマーの着地のスキが小さくなり、ダッシュよりちょっと長いくらい。
攻撃判定が小さくなり、足払い系にほとんど当たらない。
完全にひっくり返ったグラフィックのときに、裏側に攻撃判定がある。
- バスタードロップが異常なまでに減る。3回でほぼ体力はない。
- 中足払いの判定が弱くなった。攻撃判定・食らい判定とも弱そう。
- レバーを前に入れて大パンチで、相手の近くでも裏拳が出る(投げなければ)。
- 垂直ジャンプ中キックが空中ソバットになった。前への判定が強い。
- 斜めジャンプ小パンチが出っぱなしにならない。グラフィックも違う。
- 投げるときに小さく「ハッ」「フンッ」と叫ぶ。
エックス
- スーパーコンボはダブルサマーソルト。名前通り2回転するサマー。最大6段。
- 遠距離大キックは移動する中段蹴り、近い大キックは新しいハイキックになった。
- 遠距離大パンチは正拳になったので、裏拳はレバーを前に入れないと出せない。
- ソバットはレバーを横に入れることで前後に移動しながら出る。
近距離でもレバーを入れればソバットになる。
- ラビニーはレバー横の小キックに変わった。ソニックを溜めたまま立ち小K連打をするためには、最初にニュートラルにしなければならない。
- 遠い中パンチは早めに出すと対空になる。今までは判定がなかった部分。
- 大足払いの時の顔面のあたりのくらい判定が大きくなった。
- 斜めジャンプ小キックがめくりに使える。特にベガ・春麗戦で有用。
対戦用戦略
- 攻めガイル
- 弱のソニックブームを盾に前進し、足払いなどをガードさせてまたソニック。
- 相手が跳んできたら通常技で落としてまたソニック。
- 待ちガイル
- ソニックとサマーをためながら中足払いなどで牽制。飛び道具のない敵に有効。
- 大中サマー
- 跳び大パンチ下中Pサマー。対戦ではこれ以外ほぼ不要。
- アッパーサマー3段
- ジャンプ大パンチ立ちアッパーサマー。ターボで特に難しい。
- 溜めてレバーニュートラル+大パンチ、上+キックでアッパーサマー。
- 画面端4段
- 画面端で跳び大パンチ立ち大パンチソニック裏拳。相手により、最後は大足払いでも当たる。
- エックスでは最後の裏拳のときにレバーを前に入れるのを忘れないように。
- 変形4段
- ジャンプ大パンチしゃがみジャブ立ち中パンチサマー。初代のみ。
- 画面端6段
- 密着からしゃがみ小Pソニック小足払いアッパーソニック裏拳。ダッシュとターボだけ。
- 決まればピヨりからピヨりにもっていける。
- ダブルサマー8段
- 跳び大パンチしゃがみ中パンチダブルサマー。単純なわりにスト2屈指の高難度技。
- ダブルサマー10段
- めくり小キックしゃがみ小P*2立ち小Pダブルサマー。
- 小足ダブルサマー
- 小足払いx2がヒットしていればダブルサマーにつなげて8段。
- 連打キャンセルをかけるとつながる。理屈はシステム理論編参照。
- 中足重ね
- 敵の起き上がりに早めの中足払いを重ね、ヒット確認しゃがみ中パンチサマー。
- 大足重ね
- 大足の2回転目の先端は判定が強いので、ガードさせてソニックを撃つと安定する。
- スラストで対空してすぐ大足を出したりすると、ちょうどいい形になる。
- ソニックサマー
- ソニックを溜めてからレバーを前に入れ、下に溜めてから一拍待ってパンチを押してソニック。
- 春麗がソニックを見てから跳んだくらいだと、跳び込みにサマーソルトが間に合う。
- 相討ちサマー
- 敵の跳び込みをしゃがみアッパーで迎撃し、一方的に負けたらすぐサマー。
- 誘い垂直ジャンプ
- いきなり垂直ジャンプし、降り際に大P。判定がかなり強く、まず負けない。
- 対空兵器
- 立ち技で間に合うなら、近間はスラスト、中間はラウンドハウス、遠間は大足払い。
- ギリギリの場合はリフトアッパーで相打ちをとるのがいい。
- 相打ちできない体力の場合、空中投げ・登りパンチと地上投げ(!)との2択もある。
- エックスでは、早めのトルネイディが使える。
ピヨらせたら
覚えるの面倒なので、とにかく大中サマー。どうしても大ダメージがほしい人は下記で。
| 初代〜ターボ | スーパー | エックス |
| 画面中央 | 画面端 | 画面中央 | 画面端 | 画面中央 | 画面端 |
リュウ・ケン | A | B | C | B | A | B |
本田・春麗 | C | C | C | C | C | C |
バルログ | C | B | A | B | A | B |
上記以外 | A | B | A | B | A | B |
※A:J大P立ちアッパーサマー
※B:J大P立ちアッパーソニック裏拳
※C:J大P下中Pサマー
ソニックサマーの溜め方
結論から先に書くと、ソニックを撃つ前にサマーを溜めないことが重要。つまり、ソニックとサマーが両方溜まっている状態からはダメということ。理屈は以下のとおり。
そもそもソニックサマーとは、「ソニック溜め→溜め開放→レバー前→レバー下→できるだけ待ってパンチ」と入力することで、ソニックを撃つ前にサマーの溜めに入り、発射後からサマー溜め完了までの時間を短くする入力方法である。
この場合の溜め時間を時系列で図解すると、このようになる(数字は理論値のため、実際は稼げる時間はこれより少ない)。
レバーの動き | 後下(or真後) | N | 前 | 後下 |
ソニック溜め | 溜め中(60f) | 溜め開放(1f) | レバー前(1f) | レバー後下(11f) | パンチボタン(1f) | 次の溜め中(60f) |
サマー溜め (事前溜めなし) | ---- | 溜め中(60f) | 溜め完了 (12fの余裕) |
サマー溜め (事前溜めあり) | 溜め中(60f) | 溜め開放(1f) | レバー上の 待ち受け(8f+1) | 次の溜め中(60f) | (4f) |
最初のソニック溜めのときにサマーも溜めてしまっていると、「サマー溜め(事前溜めあり)」のように、溜め時間があまり稼げないことになる。
これは、同じ技は二重に入力できないという原則による。ソニックとサマー溜め→溜め開放→レバー前→レバー下、と入力した場合、サマー溜め→溜め開放という部分があるため、サマーのコマンドを入力中であるとみなされ(あとレバー上+キックを待っている状態)、ここでレバー下に入れても、2回目の溜め開始にはならない。
では、いつから溜めになるかというと、溜め開放からレバー上までの猶予時間(8f+1)経過後から、ということになる。この分がまるまる損になってしまっている。
言い換えれば、「ソニックを撃つ前にサマーを溜めない」というのは、「ソニックを撃つ前にサマーのコマンド要素になるものは入力しない」という意味である。
Dガイルのサマーは安全跳び込みしにくい?
ハイパーで、Xガイルに比べてDガイルの起き上がりには安全跳び込みしにくく、サマーを食らってしまうという話を聞くことがある。しかし、よく考えてみれば気のせいではないか。
この都市伝説を主張する人は、スーパーまでのキャラは食らいモーションが1フレーム長いことによるズレではないかと言うが、それが影響しているのであれば、安全跳び込みが先に着地してしまうという結果になるはずで、リバササマーを食らうということにはならないはず。
また、対S1と対S2とでは1フレームズレているのに安全跳び込みのしやすさが違うという話は聞かないし、対Dと対S1とではズレがないのに安全跳び込みのしやすさは対Dのほうが難しい印象、ということであれば、なおさら食らいモーションのズレのことは関係がない。
要は、食らったときにすごく減るから印象に残る、というだけのことではないか。
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